肥満体の人、首が短くて太い人、あごが小さい人等はもともと形態的に気道が細くなっています。さらに睡眠中は咽頭の筋肉がゆるみ、舌が落ち込み気道を閉塞してしまい無呼吸が生じます。


一晩の睡眠中に10秒以上の無呼吸が、30回以上みられると睡眠時無呼吸症候群と診断されます。無呼吸を放置すると、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞等の合併症、さらには日中の眠気による交通事故など様々な悪影響を与えます。
睡眠時無呼吸症候群は、寝ている間におこるため認識しづらく、放置しておくと極めて危険な症状です。睡眠時無呼吸症候群の原因や重症度を調べる方法として、終夜睡眠ポリグラフ検査があります。






睡眠呼吸障害の治療方法として「CPAP療法」「口腔内装具」「手術療法」がありますが、当クリニックでは効果性の高いCPAP療法を行っております。

CPAP(シーパップ)療法


1時間に無呼吸が20回以上あったり、無呼吸が少なくても日中の眠気が強かったり、高血圧などの合併症を伴っているとCPAP適応となります。


鼻マスクを利用して空気を送り込み、圧力をかけ、気道を閉塞しないようにする治療法です。



即効性(一晩で効果が現れる)と安全性(副作用や痛みを伴わない)が高く、最も普及しています。


CPAP療法の効果

・ 合併症(高血圧症・狭心症・心筋梗塞等)の予防

・ 日中傾眠の改善

・ 睡眠の質の向上


睡眠時無呼吸症候群と診断されCPAP療法を行うのにあたって、患者様に最適な環境を決めるタイトレーション検査を行う必要があります。


CPAP装置

PSG検査器械

鼻マスク

鼻マスク



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